VR体験中の映像をモバイル端末で閲覧「VR仮想カメラ」
システムの特長と技術について
VRコンテンツは、現実に近いリアルな体験が可能な三次元の仮想空間が売りですが、実演や体験したりする際に、
- ヘッドマウントディスプレイには1人称視点しか映らないので、見ているものの全体像がわからない
- 自身のアバターなどが視認できないため、アバターの動きや様子が体験者自身に伝わらない
- 実演中のディスプレイにどこまで映っているかわからないので、コンテンツの説明が難しい
など、VRの特性上で苦手な部分がありますが、VRの魅力をもっと手軽にわかりやすく伝えられるような方法として、 モバイル端末かつ自由な視点で、VR体験中の様子を閲覧可能なアプリケーションを開発いたしました。
ツール全体のシステム構成
ローカルネットワーク内で映像配信を行うため、VR実行用のPCと閲覧用モバイルデバイス(iPadなど)はWi-Fiなどで同一のネットワークに接続しておきます。
メインとなるVRアプリケーションにトラッカーに追従する仮想カメラ機能を組み込み、PC側でリアルタイムにレンダリング処理を行います。
トラッカーを取り付けたiPadなどのモバイルデバイスでローカルサーバー上のWebアプリにアクセスすると、PCでレンダリングしたカメラ映像が直接端末のWebアプリに配信され、自由に動かせる仮想カメラの映像が見られます。
より詳しい内容はブログで「https://www.next-system.com/blog/2022/08/10/post-4713/」