MS HoloLens デモアプリ
システムの特長とVR技術について
MS HoloLens デモアプリ
本アプリはMRの技術を用いて仮想の猫を使いアニマルセラピー効果を体験することを目的としています。近年、日本はストレス社会と言われています。うつ病などの精神疾患になり、仕事を続けられなくなる労働者は増加する一方です。その原因の一つに精神医療の遅れが挙げられます。本来はストレスも病院で診療する必要があるのに精神科は精神異常の人が行くところというイメージが強いため、ストレスを酷く抱えているのにもかかわらず行く人が少ないようです。そこで最近注目されているのがアニマルセラピーです。
アニマルセラピーとは、動物と触れ合わせることでその人に内在するストレスを軽減させたり、当人に自信を持たせたりといったことを通じて精神的な健康を回復させることができると考えられています。人は猫と触れ合っていると心が落ち着き、不安感やストレスの緩和、血圧や心拍数が安定することが確認されています。
操作方法
- 視線
視線の先にカーソルが表示されます。 - AirTap
猫を移動したい位置にカーソルを合わせて、AirTapすると、そこに猫が移動します。 - 音声
本アプリは、様々な音声コマンドに対応しています。
以下がコマンドリストと対応した機能です。
・ Sit –猫が座る
・ Jump – 猫がジャンプする。
・ Come Here – 猫がユーザの元に歩いてくる。
・ Amy – 猫がユーザの方向を向き鳴く。
・ Menu – メニューが開く、閉じる。
・ Reset – 視線の先に猫が出現する 。 - Bloom
本アプリが終了する。 - 他機能
・ 猫の居場所が分からない場合、 猫がいる方向にピンクの矢印が表示される。
・ 猫は5秒単位でランダムに毛づくろいするか、鳴く。
・ メニューは閉じない限り、カメラに追従してくる。
・ 良いタイミングでジャンプと言わない限り、テーブル等の猫の頭上にあるものには移動できない。