医療現場や介護施設での活用
医療やリハビリに役立つ情報を蓄積し、人の流れや動作をチェック
VisionPoseはベッドに横たわった状態や車椅子に座った状態、また体の一部が隠れていても、骨格検出が可能です。そのため、患者に負担をかけることなくデータを取得でき、また、リハビリや健康維持を目的とした身体を使ったミニゲームなどにもご利用いただけます。
リハビリの開始時、その後の任意なタイミングで骨格の動きをわかりやすく見える化することで、今後のプランに役立てたり、利用者の意欲向上に期待ができます。また、食事シーンやリハビリの際など様々なシーンで動作や姿勢を検知しデータを蓄積することは、医療機器や、車椅子など様々な分野の開発や研究で、今後どのように改善に努めていくかのヒントを得るための重要な参考資料となることでしょう。
高齢者の運動機能向上などリハビリ・ヘルスケア目的として
高齢化社会が進む日本において高齢者の健康促進は欠かせないテーマの1つです。VisionPoseを利用するとカメラの前に立つだけで体に何も装着することなく体のゆがみなど姿勢を測定できるため、高齢者の方への負担が少なくストレスになりません。日頃リハビリなどで行う運動測定業務を簡便に測定できるようにすることで業務の効率化も可能です。また機能訓練の経過を数値として見える化することでやる気にもつながります。
当社ではサンプルとして姿勢測定のデモアプリを開発しています。
姿勢測定デモアプリ「PoseDemo」
VisionPoseを利用してAI基準の精密な骨格情報を取得することにより、様々な場面で可視化された骨格データを蓄積していくことが可能です。 姿勢測定デモアプリ「PoseDemo」では以下の機能が実装されています。
高齢者の運動機能向上にも。組み合わせで可能性広がる姿勢測定機能
「PoseDemo」ではサンプルとして、直立姿勢・前屈姿勢・端座位姿勢の測定を実装していますが、VisionPoseの骨格情報を利用して目的に沿った測定項目を作ることができます。
以下の手法の組み合わせにより任意の測定項目を作成可能です。
- 【手法1】 骨格3点のなす角度
- 【手法2】 骨格2点と水平線(もしくは垂直線)とのなす角度
- 【手法3】 骨格1点と水平線(もしくは垂直線)との距離
例:背中・腰・膝の角度
例:足首-膝・水平線の角度
例:指先から足の水平線との距離
推論結果を画像と座標データで保存
VisionPoseでの推論結果を画像と座標データで保存することができます。デモアプリではこれに加えてサンプルとして測定結果の詳細データも保存しています。
要望に応じてそのほかのデータも保存することが可能です(要相談)
ご購入・お見積もり、開発のご相談やご不明な点がありましたら、気軽にお問い合わせください。
※現在、法人のお客様のみの販売・ご提供となります。ご了承ください。