トヨタ自動車株式会社
ウェルウォークWW-2000への活用
脳卒中などによる下肢麻痺のリハビリテーション支援を目的としたロボット「ウェルウォークWW-2000」に
VisionPoseを活用させていただきました。
中島 一誠 氏 / トヨタ自動車株式会社 未来創生センター
ビジネス要件
ウェルウォーク WW-2000の新機能として、患者様の異常歩行をリアルタイムで判定する歩行分析ガイド機能やゲーム機能の開発を進めてきました。
臨床の現場で活用していただくためには、計測が簡単でかつリアルタイムで患者様の骨格情報を検出する機能が不可欠で、画像認識技術を用いたマーカーレスでの骨格推定ソフトウェアを探しておりました。
VisionPoseを選択した理由
VisionPoseのもつ、
①骨格認識のロバスト性が高いこと
②演算処理負荷が低いこと
がウェルウォークWW-2000の要求仕様を満たしていたためです。
導入効果と今後の展開
VisionPoseの導入により、患者様がロボットを装着した状態でもロバストかつリアルタイムで骨格情報の検出が可能となりました。
最終的には、VisionPoseとロボット脚部に取り付けられた複数のセンサとの組合せにより、臨床の現場で活用できるレベルの歩行分析ガイド機能とゲーム機能を実現することができました。
プレスリリースURL: https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/30609537.html
VisionPoseの導入に至るまでには多くの技術的な課題がありましたが、VisionPoseのSDKが汎用的に作られていたことと、ネクストシステム様の丁寧なご対応のおかげで無事課題を解決でき、ウェルウォークWW-2000の新機能を実現することができました。ありがとうございました。
中島 一誠 氏
トヨタ自動車株式会社 未来創生センター
R-フロンティア部 メディケアロボット室 リハ支援開発G グループ長
企業情報
- 資本金
- 6,354億円(2019年3月末現在)
- 事業内容
- 自動車の生産・販売
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