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一般社団法人 Sports Science Laboratory
痛みのでやすい投球動作を閲覧できる人工知能アプリに活用
少年野球選手の投球動作と投球障害の関連性を導くことに利用
石井 壮郎 氏 / 一般社団法人 Sports Science Laboratory
ビジネス要件
「どんな投球動作になると肩や肘が痛くなるのか?」
野球の現場で、こうした疑問をもつ指導者や選手は少なくありません。
我々が有する4,000人以上の野球選手のデータベースを解析して、投球動作と投球障害の関連性を導きました。
その解析結果を用いて、「自分の投球動作が、どのように変化すると痛みが出るのか?」を視覚的に表示できるスマホアプリを開発しました。
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VisionPoseを選択した理由
深層学習を用いて姿勢推定するアルゴリズムは多数ありますが、環境構築に骨が折れることがしばしばありました。VisionPoseは購入したその日から解析が可能であり、環境構築にかける時間を節約できました。
アフターサービスも充実しており、様々な要望に迅速にご対応いただき、とても感謝しております。
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導入効果と今後の展開
我々は、野球に限らず様々なスポーツのデータを保有しています。また、障害データだけでなく、競技能力データも多数保有しています。
こうしたデータをVisionPoseを利用して解析することで、さまざまなスポーツにおいて、「障害防止とパフォーマンス向上を両立する動作」を選手一人一人に提示できるアプリケーションを開発していきたいと考えています。
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野球の傷害に関する医学研究は進んでいますが、「動作」とケガとの関連性については、残念ながら十分なエビデンスがありません。なぜなら、「動作」を簡便かつ客観的にキャプチャーできるモダリティがこれまでになかったからです。
VisionPoseはデジカメの動画から全身の関節座標を簡便に取得できるため、大規模な動画データベースを作ることができます。今後のスポーツ医学研究に必要不可欠なものになるでしょう。
石井 壮郎 氏
Sports Science Laboratory(一社) 理事 整形外科医師 スポーツ医学博士
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企業情報
- 会社名
- 一般社団法人 Sports Science Laboratory
- 事業内容
- スポーツ選手能力向上及び障害予防に関するメディアの運営、各種研修会・セミナー等の開催、専門家の養成、国内外の団体との連携等
痛みのでやすい投球動作を閲覧できる人工知能アプリ
スマートフォンで自分の投球姿勢の写真を撮影すると、人工知能が解析して姿勢を評価し、痛みのでやすい投球姿勢を提案してくれるシステムを開発しました。
アプリ詳細URL:https://www.spo-labo.com/projects/sports-p/throwing-injury-p/
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