新型コロナウイルスにより入社1週間足らずでリモートワークになった新卒社員から見た在宅するメリット・デメリットとは?

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つい先日、全国を対象に新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令され、多くの企業がリモートワークに移行せざるを得ない状況に陥っているのではないでしょうか。
弊社も緊急事態宣言が正式に発表されたまさにその日にリモートワークに切り替えています。

ちなみに筆者は今年の4月から入社した新卒社員ですが、入社して1週間経たずにリモートワークになりました。こんなことってあるんですね。

ところで弊社は社員の90%以上がエンジニアなので、変わった光景がみられることもあります。その1つがこちら。

誰もいないのにひとりでに動くコンピュータ。。。

おわかりいただけただろうか。。。?
画面に映った黒髪の赤いワンピースの女の子が勝手に動いているのが。。。

まるで映画ゴーストのワンシーンのよう。。

と怖めに書いてみましたが、実は社員が家からリモートで会社のパソコンを操作しているのです。リモートワークを導入する際に、高性能なPC(デスクトップででかい)を持ち帰るのが大変ということで、軽量ノートPCを持ち帰ってVPN接続で作業を行ってもらっています。
筆者も初めて見る光景だったので動画が送られたときは驚きましたが、同時にさすがテック企業だ。。と感心してしまいました。

このようなことがいたる所で起きる弊社ですが、今回は入社後いきなりリモートワークを経験した新卒社員の筆者が約1ヶ月働いてみて気づいたリモートワークのメリットとデメリットをまとめていこうと思います。

リモートワークのメリットは?

早速ですが、リモートワークを実際に経験してみて大きく以下の二つが主なメリットだと感じます。

・自由時間が大幅に増える。

・自分のペースで仕事ができる。

それぞれ解説していきます。

自由時間が大幅に増える

まずとてつもなく大きなメリットはこれです。とにかく自由な時間が以前と比べて大幅に増えました。筆者は普段、通勤時間が往復で約2時間弱、雨の日はさらにプラス30分ぐらいかかっていました。

さらに、それに加えて日々の身支度が必要になってくるので、約1時間加算すると3時間近く時間を取られる計算になります。

そのため、毎朝6時半には起きて、7時半には家を出るという生活を送っていました。

しかし、リモートワークに切り替わってからは現在は8時に起きても仕事に間に合うようになったため、大幅に睡眠時間が増えました。

睡眠時間が増えるということは日中に眠くなることもなくなるため、生産性がとても向上します。

また、自由時間が大幅に増えたことによって、読書や資格などの勉強といった自己研鑽にこれまで以上に多くの時間を割くことができるようになりました。

自分のペースで仕事ができる

基本的に自由に働きたい人にとってこれほど嬉しいものはないでしょう。

在宅だと、好きな時にお菓子やジュースを飲み食べしながら働くことも可能です。音楽も爆音でかけることができます。

ただし!ただでさえ運動しにくい状況ですし、お菓子を爆食いしてしまったり、ギトギトの手でキーボード触ったりしないように気をつけましょうね。

爆食いする社員

ポテチは箸で食べる派のエンジニア多い気がする

リモートワークデメリット

ここまでメリットを述べてきましたが、もちろんデメリットもあります。

でそれらデメリットと、筆者がどうやって解決しているかまでを述べていきたいと思います。

時間管理がむずかしい

通常は「家から会社に出勤し、時間になったら退勤、帰宅。」と1日のリズムを作りやすいです。しかし1日中家にいるとどうしても時間が無限にあるように感じてしまい、どうでもいいことが気になってしまうこともしばしば。。。

考えられる解決策

時間管理は意識しないとだらけた生活になりそうですし、メリハリをつけて作業する必要があります。

そこで、筆者は朝起きたらすぐに着替えるようにしています。また、一人暮らしの人にとっては難しいかもしれませんが仕事用の部屋と寝室は分けるようにしています。これは脳科学的にも良いと証明されていて、寝る場所と活動する場所を明確に脳に覚えさせることによって、質の良い睡眠が得られるということみたいです。

運動不足になりがち

ある社員は「歩数が激減した」と語っていました。事実、弊社では 2020年4月7日より全社員によるリモートワークを実施していますが、通常時と比べて1週間の歩数が約70%減少するなど、運動不足が広がっている状況を自社調査により認識しています。やはり会社に通勤する必要がなくなり部屋に閉じこもらないといけなくなったので意識的に運動をしないと運動不足になりがちです。長期的にみると、病気にかかる可能性もあるので注意が必要ですね。

社内の運動不足

考えられる解決策

筆者はスタンディスクで作業することで、健康を維持しています。また、家にちょっとスペースがあるので、時折家の中をぐるぐると歩き回っています。

実はある研究によると、「生涯に座る時間量」と「死亡率」が比例しているみたいです。つまり長時間座れば座るほど何かしらの病気にかかりやすくなってしまう。怖いですよね。

ちなみに以下、筆者が使っているスタンディングデスクを紹介しておきますね。

スタンディングデスク

足つぼマッサージしながら作業できます。

とても丈夫な上に安定していて、価格も安いのでオススメです!

孤独になる

ある社員は「一言も発さずに1日を終える」と答えていました。会社にいれば何かしらのコミュニケーションを取ることが多いですが、それがなくなると精神的に不安定になってしまう人もいるかもしれません。やはり定期的に人と実際に会話することは精神衛生上大事なことかもしれません。休日明けのオンラインMTGで久しぶりに発生すると声がうまく出ないといったことも。

考えられる解決策

筆者は友人と電話したり、SNSでやり取りをすることでこの問題は解消できています。ただ、中にはSNSを全く使わない社員も多くいます。そこで弊社では社員のメンタルケアのためにも毎朝スカイプでのプチミーティングを導入しました。

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結局どっちがいいの?

実は弊社ではリモートワークに対するアンケートをとったのですが、

リモート賛成67%、どちらでも構わない33%、リモート反対0%

という結果になりました。

会社と家の距離が近い社員にとっては「メリットがあまり感じられない」という社員もいたため、このような結果になったのではないかと思います。いずれにせよ反対する社員は全くおらず、むしろ「生産性が上がった」という社員が多くいたため、業種にもよりますがリモートワークを導入するメリットは大きいのではないでしょうか。

しかし同時に、「週に1回程度会社に通勤するくらいがちょうどいい」という社員も多かったです。その理由は「人との接触、コミュニケーションを取りたい」というものでした。

何にでもメリットとデメリットはセットで付いてくるものなので、リモートワークに関しても、それらを理解した導入できると会社の生産性はさらに向上しそうですね。

実は弊社、新型コロナウイルスが収束した後も引き続きリモートワークを行っていこうと考えています。アンケート結果からもわかりますが、実際にリモートワークを導入してみて特に問題がなかったからです。

しかし現状はリモートワークを導入できている日本企業はかなり少ない模様。近い将来、リモートワークが普通の光景になるんでしょうかね…?

それはそれでどんな世界が待ってるのか楽しみな気もします。
このご時世ですし、前向きに考えていきたいですね。

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