みなさんこんにちは。
最近、デモ動画の撮影で体を動かすと2日後に筋肉痛や関節痛がきて、現役時代とのギャップに落胆しております、広報担当の末本です。
ある日のこと。弊社XRチームの大和田さんがスマホ片手にトコトコやってきました。
▼大和田さんは一分一秒を有意義に生きてる…!って印象です。(あくまで末本の個人的見解)
人を3Dスキャンしてリアルアバターができる“IN3D”っていうアプリがあって、前任の広報の方も何かしらの方法でアバターを作ってたので、末本さんも作ってみませんか?
3D…?スキャン…?ナニソレコワイ…。
怯えている末本にスッ…とスマホ画面を差し出す大和田さん。
その画面に映し出されていたのは…
なにこれー!すごー!!!リズミカルな大和田さんーーー!!!(語彙力)
ブログのネタにしたら面白そうなので、是非お願いします!
私のようにIN3Dをご存知ない方に、軽く使い方の説明をさせていただきます!
IN3Dとは
3Dアバター生成サービス「IN3D」とは、GOODSIZE INC.が提供するスマホによる動画撮影でリアルなアバターを生成するサービス。 アバター生成に加え、アバターに色々なアクション・ポーズをさせたり、3Dバーチャル試着をしたり、提携しているゲーム内で作成したアバターを利用したりすることができます。
IN3Dの主な使い方
1.iPhoneを三脚等に固定し、IN3Dを起動する。
2.アプリの指示に従い、顔と全身をスキャンする。
3.IN3Dの処理サーバーに撮影データをアップロードする。
4.数分後にサーバー上でリアルアバターの3Dモデルが生成され、アプリから閲覧が可能になる。
5.アプリケーションのエクスポート機能、またはUnityの専用SDKを使用して3Dモデルデータをエクスポートする。
(アプリケーションでのエクスポートは有償会員登録が必要)
IN3Dの詳細情報
価格 | ・無料会員(1日2スキャンまで。アプリでのエクスポート不可) ・会員(月額¥2,600, 年間契約の場合は年額¥22,800) |
書き出し形式 | ・FBX, GLB, USDZ ※その他、UnrealEngine向けデータでのエクスポート等も可能(要会員登 録) |
備考 | ・スカートなどの足が見えなくなる服装ではうまく生成できないことがある。 ・アプリ以外でエクスポートする場合はUnityやUnrealEngine5などのゲームエンジンと専用SDKが必要。 |
ここで少しハプニングが…
声をかけられ撮影したのはいいものの、急遽だったためこの日は春を意識したプリーツスカート。
大和田さんより「スカートだとスキャンの時にちょっと厳しいかもしれませんね…。」と忠告を受けたにも関わらず
こう↑することで強行突破。(別日に撮影のため、スカートのみ同じものです)
とりあえずガイド的にはOKだったので、続けてみた結果…。
妖怪足豆もやし!!爆誕!!!
…みなさん、あんまり凝視すると夢に出ますのでお気を付けください。(スキャン時はシンプルな服装、そしてズボンの着用をオススメします)
気を取り直して再撮影。
別の案件で作業着を着ていた為、こちらで撮影してみることに。
〈実にシュールなスキャン時動画。※正しい方法です。〉
すると…
きました…!!!リズミカルな末本~~~!(笑)
さらにAdobeが提供しているWebサービス「Mixamo」に取り込んでみることに。
Mixamoとは
Adobeが公開しているウェブアプリ上で簡単に3Dキャラクターアニメーションを作成することができるツール。Adobeアカウントを作成するだけで無料で利用可能。作成したアニメーションはFBX形式でダウンロードすることができる。
MixamoでIN3Dのアバターを使う方法
1.Unityプロジェクトを作成し、IN3DのSDKを使ってFBXデータをダウンロードする。
2.Mixamoのサイトにアクセスしてログインする。
3.Animationの一覧ページにアクセスし、プレビュー画面付近のアバターアップロードボタンから 1でダウンロードしたFBXデータをアップロードする。
4.Mixamoのアニメーションプレビューがアップロードしたリアルアバターで再生されるようになる。
早速Mixamoで動かしてみる…
そう、「Mixamo」のアニメーション数はなんと2,484パターン…!
リアルな動きから、不可能な動きまで、自由自在にアバターを動かすことができるというのです!! そこでふと、思ったことが…。
ネクストの商材で使ってる解析動画のモデル、この子にやらせればいいのでは…?
…ん?となると、末本いらな…
まとめ
ネクストでよくお問合せいただく、スポーツのフォーム解析や転倒検知等、解析動画やデモ動画に利用できたら便利だと思いました! また、Mixamoは解析動画だけでなく、3Dアニメーション制作、VR/ARコンテンツ制作にも活用できるため、弊社の開発等に役立つツールになりそうですね!これからも、技術はどんどん進化していくので、上手く使いこなせるよう勉強し、仕事を効率化していきたいです!
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